突然ですが皆さん。
中学2年生ごろに勉強した「枕草子」という随筆文学を覚えていますか?
「春はあけぼのやうやう白くなりゆく山ぎは〜」ってやつです。
今回は、枕草子を“令和の29歳アラサー女バージョン”で考えてみたくなったので、勝手に書いていくよ!そんなコラムです。
思いつきは突然に
2026年9月初旬。
頭を使っているようで使っていない、ダラダラと喋るようなコラムを久しぶりに書きたいな〜と思っていた私。
なんかいいトピックないかな〜。
あ、そういえば枕草子ってどんな話だっけ?
…..(熟読中)
…………… え、待って。
「清少納言、めっちゃオモロいやん!!!!」
これがきっかけで今コラムを書いています。
枕草子面白すぎ。
清少納言キレッキレすぎ。
(キレッキレの納言ちゃんは、次回のコラムで)
清少納言ってどんな人?
清少納言は、いわば平安時代のエッセイスト。
心に思ったことを歌にして読んでいた人です。
本業は天皇の奥さん 藤原定子 に使える女房で、話し相手になったり歌を教えたりする仕事をしていたそう。
ちなみに、この二人はめっちゃ仲良し。なんかいいよね。
そんな納言ちゃんの性格は“THE 明朗快活”
明るくハッキリしていて、宮廷の女たちがネチネチ妬み嫉み言ってるのとかめっちゃ嫌いらしい。
それを読んだ私は、
「納言ちゃん、いい性格してるわ!!!!」
そう思ったので今回は、枕草子の冒頭「春はあけぼの」を、令和の29歳アラサー女バージョンで勝手に書いていきたいと思います。
枕草子「春はあけぼの」を考えてみる
春は酒と桜
春は酒と桜。
やうやう桃になりゆく頬、すこし暗がりて、みな人笑ひて酌み交はしたるは いと楽し。
風吹きて桜の儚く舞ふを、ただ独り眺めつつ飲むも、また言ふべきにあらず。
春はお酒と桜が良い。
だんだんと頬が桃色に染まっていってあたりが薄暗くなってきたころ、みんなで笑い合いながらお酒を酌み交すのは、本当に楽しい。
でも、風が吹いて桜が儚く舞うのを、ただ一人じっと眺めながら飲むのも、これまた言葉にできない良さがあるのよねぇ。
72 natsuただの酒好き女
【原文】
春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。
【訳】
春ってやっぱり「明け方」がいいよね。
だんだん空が白くなってきて、山の境界線のあたりがほんのり明るくなっていく感じ。
そこに、紫がかった雲がすーっと細く横に伸びていったらもう最高。
夏はビアガーデン
夏はビアガーデン。
電球の吊り下がりたるテラス席はさらなり。
テラス席ならねど、外の見ゆる串カツ田中にて酌み交はしたるも、またいとをかし。
ただ一つ二つの屋台飯など、家路に買ひて行くも、なほ夏らしくてをかし。
にはか雨の激しく降りて、道など冠水したるも、また令和の夏の果てなるべし。
夏はやっぱりビアガーデンがいい。
電球が吊り下がっているテラス席が最高なのは言うまでもないけど。
テラス席じゃなくても、外が見える串カツ田中でお酒を酌み交わすのも、雰囲気良くてほんと好き。
ちょっとした屋台飯とか、帰りに買っていくのも夏らしくていいんだよねぇ。
ゲリラ豪雨になって、道路が冠水するのも、もはや令和の夏って感じ。



「外見ゆる串カツ田中」というパワーワード
【原文】
夏は夜。
月のころはさらなり。
やみもなほ、蛍の多く飛びちがひたる。
また、 ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。
雨など降るもをかし。
【訳】
夏はやっぱり「夜」がいい。
満月の夜が最高なのは言うまでもないけど。
月が出ていない暗い夜でも、蛍がたくさん飛び交っているのは雰囲気が良くて好き。
でも、1匹か2匹ぼんやり光って通り過ぎていくのも、それはそれでいいんだよね。
雨が降ってるのもいいよねぇ。
秋はVIVANT
秋はVIVANT。
乃木のみにやあらむと思ふほどに、堺雅人の一役も二役も三役にも変化する、いと凄まじ。
まいて、果てに現れたるリュウ・ミンシェンのシンシーより出で来たるは いとたまげたるが如し。
役者みな何ヶ国語もペラペラと喋りたる、はた言ふべきにあらず。
秋はVIVANTを見るのが一番。
乃木さんだけかなぁと思っているところに、堺雅人が一役も二役も三役にも変化していくのは、もう凄すぎる。
ましてや、最後に正体を現したリュウ・ミンシェンが、シンシーから出てきたときなんて、マジでびっくりして腰抜かすかと思った。
役者さん全員が何ヶ国語もペラペラと喋っているのなんて、凄すぎてもはや言うまでもないよね。



秋はVIVANT(意味わからん)
【原文】
秋は夕暮れ。
夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行く とて、三つ四つ、二つ三つなど、飛びいそぐさへあはれなり。
まいて雁などの つらねたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。
日入りはてて、風の音、虫の 音など、はたいふべきにあらず。
【訳】
秋は「夕暮れ」が一番。
夕日が沈みかけて山にすごく近くなっている時に、カラスが寝床へ帰ろうとして、2羽、3羽、4羽って、急いで飛び去っていくのっていいよね。
ましてや、鳥が列を作って飛んで、小さくなっていくのなんて最高にエモいし。
そのあと日が沈んでから聞こえる風の音や虫の鳴き声は、もう言うまでもないよね。
冬はクリスマスマーケット
冬はクリスマスマーケット。
異国のやうに木の小さき店どもの並びたるは言ふべきにもあらず、そこで買ふクラムチャウダー、雪だるまの乗りたるホットワインなど、持ちながら歩くもいとつきづきし。
夜になりて、いと寒うなりゆけば、鼻と耳のいと赤くなりてわろし。
冬はクリスマスマーケットがいい。
海外のように木でできた小さなお店たちが並んでいるのは、言うまでもなく素敵。
そこで買うクラムチャウダーや、雪だるまが乗っているホットワインを、手に持ちながら歩くのも、本当冬って感じで最高。
でも、夜になってすごい寒くなると、鼻と耳だけめっちゃ赤くなるのはちょっと興ざめ。



そこで買ふクラムチャウダーっていうフレーズ好き
【原文】
冬はつとめて。
雪の降りたるはいふべきにもあらず、霜のいと白きも、また さらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭もて渡るもいとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も白き灰がちになりてわろし。
【訳】
冬は「早朝」がいい。
雪が降っている朝が最高なのは言うまでもないし、そこまでじゃなくても、霜が真っ白におりている朝とか、ものすっごい寒い朝に急いで火を起こして、その炭を部屋に運んでいく時とか冬っぽくて最高。
でも、昼が近づいて寒さが和らいでくると、火鉢の炭が白く灰っぽくなっちゃうのは残念なんだよね〜。
まとめ
またふざけたエッセイを世に放ってしまった。
ここまで読んでくださった方がいたら、本当にありがとうございます。
ぜひ皆さんも、あなただけの「春はあけぼの」を見つけてみてくださいね(?)
秋はVIVANT!!!!!
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